天体memo

天体撮影のちょいメモ

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北アメリカ星雲 再び


週末の富士山太郎坊にて、今回は5/31以来久々に長時間腰を据えて撮影が出来ました。

が、しかし、、、ガイドが思うようにいかず計39枚撮影した結果は散々たるもの。まともに点で写ったのは7枚のみでした。成功率18%、約3.5時間撮影してこの結果はなかなか泣けますorz



まったくガイド出来ていなかったお話にならない9枚を除いて、残り30枚をサムネイルで見てみるとこんな惨状です。うわぁ。。赤で囲んでるのがなんとか点で写ったもの。ガイドできなかった時に流れたのか、画角が大幅にずれている物もあります。




現在の撮影環境です。これは7/21に坊主で帰った全国育樹祭記念広場の駐車場で撮影したものですが、今までと変えたのはケーブルを垂れ流ししてたのを1箇所にまとめたことくらい。ケーブル垂れ流し状態で撮影を続けると、最初は点で写るのにしばらくするとずれ始める。この対策だったのですがこれが逆に良くなかったですかね。ケーブルが太くなっちゃって赤道儀の回転に負荷がかかってるのかも。たまに点で撮影できてるので極軸は合ってると思っています。




とりあえず実験で30枚全てをコンポジットしてみました。最初は、あれ、意外と何とかなってる?と思ってましたが、点で写った7枚をコンポジットしたものと比較すると明らかにぼやけちゃってますね。




点で写った7枚をコンポジットしたもの。多くの犠牲を出しはしましたがまあ、まともに撮れた方ですかね。。北アメリカ星雲はひとまずこれで終了にしようかな。
NGC7000 North America Nebula [Camera]CANON EOS 60D(SEO-COOLED60D ,IR custom) [Lens] BORG BORG60ED + Reducer 0.85xDG [Auto guide]QHY QHY5L-IIM + Kowa LM75JC + PHD Guiding2 [Other] Unitec SWAT-200, BackyardEOS, ISO1600, 300s x7 ,dark x5, flat x41 ,StellaImage7 / Taroubou, Mt.Fuji, Japan /July. 25 2014 22:17 p.m. to 03:06 a.m. JST



ポタ赤環境での撮影、たまに「なんの苦行だよこれ。。」と感じる時があります。しかし普通?の機材をそろえるとなると車&引越しも必要なためなかなか簡単には踏み切れないですね。BORG60ED+SWAT-200は軽いから風に弱い、構造上 赤緯方向はオートガイドできない、また頂点付近の導入が大変などいろいろありますが、それを乗り越えて綺麗に撮影できた時の感動は大きいですね(負け惜しみw)でもまあここまで失敗したのは今回が初めてなので次回はもう少しまともに撮れる事を期待してます。


次回は初挑戦の網状星雲か、年始に光害に邪魔されて撮り納めたアンドロメダ辺りを狙ってみたいと思います。




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  1. 2014/07/29(火) 13:52:58|
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北アメリカ星雲


土曜日の富士宮五合目、下界は見事な雲海になりました。が、上空にも雲が、、、。幸い北側は晴れていたので撮影を続けましたが30分もすると北側も曇ってしまいました。北アメリカ星雲を撮影するのはこれで3回目になりますがなかなか満足のいく撮影が出来ないままです。最低1時間は撮りたいなあ。
NGC7000 North America Nebula [Camera]CANON EOS 60D(SEO-COOLED60D ,IR custom) [Lens] BORG BORG60ED + Reducer 0.85xDG [Auto guide]QHY QHY5L-IIM + Kowa LM75JC + PHD Guiding2 [Other] Unitec SWAT-200, BackyardEOS, ISO1600, 300s x5 ,dark x5, flat x31 ,StellaImage7 / Fujinomiya, Mt.Fuji, Japan /July. 05 2014 23:30 p.m. to 23:52 p.m. JST



今回は今までに無いくらいPHDGuidingのグラフがまっすぐになっていたのですが、なぜこれでも星が流れてしまうんだろう。5枚目で初めて点になりましたが、残り4枚はわずかにずれてしまっています。もうどこを調整したらいいんだか。





登山が解禁になったからか今日の富士宮五合目は駐車場が満車でした。これは店開きが必要な天体写真家には厳しい環境ですね。というか来週からはマイカー規制で車では登れない模様。

2014年(平成26年)のマイカー規制期間




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  1. 2014/07/07(月) 04:13:31|
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ダークノイズとCMOSセンサー温度比較(2)(KissX5、60D、6D)【冷却時】

前回に引き続き、今回は冷却時の結果です。


前回、かなり残念な子だったKissX5ですが、冷却時はかなり見れる結果になりました。汚名挽回ですね。ただ、webにアップした画像では細かいノイズが消えてしまっているだけであって、実際は細かなノイズが多数あります。ダーク処理でどのレベルまでノイズが消えるか次第ですがやはり冬以外は長時間露光ではお休み頂く機種になりそうです。




さて、KissX5と6Dは冷蔵庫で、60D(SEO-COOLED60D)は冷却カメラなので室内でそのまま冷却しました。撮影時のBackyardEOSの設定は前回同様です。(ISO1600、300秒 x24枚、Mirrorlock2秒、Delay2秒、Pause2秒)



冷蔵庫での冷却はチャック付きのビニール袋に乾燥剤とカメラを入れて約7時間放置し、撮影時はビニール袋から取り出した状態で撮影を行いました。冷蔵庫内温度は4.3~6.9℃。春や秋の気温くらいですかね。




CMOSセンサーの温度を比較すると以下のようになります。X軸:回数(回)、Y軸:温度(℃)


当たり前かもしれませんが、ノーマル機の2台は冷やしてても温度上昇の幅はほぼ同じなんですね。

非冷却時(前回の結果より)
【KissX5】 27℃→40℃(+13℃)
【6D】 24℃→36℃(+12℃)
【60D(SEO-COOLED60D)】 25℃→33℃(+8℃)

冷却時(今回の結果)
【KissX5】 10℃→24℃(+14℃)
【6D】 7℃→19℃(+12℃)
【60D(SEO-COOLED60D)】 8℃→10℃(+2℃)

CMOSセンサー温度の中間点が4枚目になるのも前回同様です。連続撮影時間が20分(300s x4枚)の位置になるのか、全体の時間の15~20%の位置になるのかは分かりませんが。たぶん後者。

KissX5は非冷却時同様、撮影開始時の初期値からして他の2機種よりわずかに高温です。

SEO-COOLED60Dの冷却機能の優秀さも良くわかりました。冷却ファンの電源を入れて5分もすると、カメラ背面のCMOSセンサーでは気温-25℃まで冷却され、その後は大きく温度上昇することなく一定温度を保っています。不思議なのはBackyaradEOSでの表示はなぜか10℃、カメラ背面のCMOSセンサーでは0℃~1.4℃となり、平均で8.8℃の差があります。非冷却時は平均0.9℃差だったのが、なぜ冷却時は平均8.8℃差になるのかは謎ですね。

冷蔵庫内の温度は、開始時と終了時しか確認できないため、グラフの曲線は想像で書きました。




ではダークノイズ画像です。今回は6Dで最後に温度の低下が見られたため、CMOSセンサー温度最高点は20枚目としました。


KissX5 1枚目(CMOSセンサー10℃、室温24.3℃)


KissX5 4枚目(CMOSセンサー17℃、室温24.0℃)


KissX5 20枚目(CMOSセンサー24℃、室温24.2℃)





60D(SEO-COOLED60D) 1枚目(CMOSセンサー8℃、室温24.3℃)


60D(SEO-COOLED60D) 4枚目(CMOSセンサー10℃、室温24.0℃)


60D(SEO-COOLED60D) 20枚目(CMOSセンサー10℃、室温24.2℃)




6D 1枚目(CMOSセンサー7℃、室温24.3℃)


6D 4枚目(CMOSセンサー13℃、室温24.0℃)


6D 20枚目(CMOSセンサー20℃、室温24.2℃)



ノイズ見えますかね。。このレベルになってくるともうweb画像では厳しいですね。






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  1. 2014/07/04(金) 03:04:57|
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ダークノイズとCMOSセンサー温度比較(1)(KissX5、60D、6D)

自分が所有している機種について知っておこうと思い、ダークノイズ比較をしてみました。


結果は以下の通り。

・ダークノイズ(ノイズの少なさ)
 6D > 60D(SEO-COOLED60D 非冷却時)>>>>>> KissX5

・CMOSセンサー温度(温度の低さ)
 60D(SEO-COOLED60D 非冷却時) > 6D > KissX5

ノイズと温度が同じ結果にならないのは60Dが改造機だからですかね。ノーマルの60Dを使用しても同じ結果になるのか気になるところです。KissX5の夏場のダークノイズの酷さは話には聞いていましたが、その現実を見た気分です。冬は大丈夫なんですけどね。やってみるもんです。最後にはおまけで、SEO-COOLED60DのCMOSセンサーが元の温度に戻るまでの時間をグラフにしてみました。約3時間待てば元の温度に戻るので、この比較を繰り返し行うには3時間以上のインターバルが必要になります。




今回使用したのは以下の3機種
・Canon EOS KissX5
・Canon EOS 60D(SEO-COOLED60D 非冷却時)
・Canon EOS 6D


比較方法は、
・実際に自分が天体撮影時にBackyardEOSで撮影する設定(ISO1600、300秒 x24枚、Mirrorlock2秒、Delay2秒、Pause2秒)でダークを撮影し続け、1、4、24枚目(CMOSセンサー温度が最低・中間・最高点)で比較する。(CMOSセンサーの温度でダークノイズが変わるため)

比較環境は、
・エアコンを25℃、風量自動に設定して3時間以上放置後に開始(夏の夜を想定)
・環境をそろえる為に、3台のPCにBackyardEOSをインストールし、3台同時に撮影開始
※ノートPCのファンがカメラや温度計に当たらないように向きを考慮する
※背面液晶は消灯しておく


こんな感じでガシガシ撮影して行きました。撮影開始後はPC3台動きますし、私が部屋にいるだけでも室温は少しあがるので、理想を言えば温度が変化しない部屋で行いたい。。。




さて、ノイズの比較の前に気になったのはCMOSセンサーの温度です。室温は同一にもかかわらず、KissX5は撮影開始直後から温度がぐっと上昇し、60D(SEO-COOLED60D 非冷却時)は緩やかに上昇。6Dはその中間です。もしかすると、ノーマルの60Dであれば結果が変わるかも知れませんね。「60D CMOSセンサー温度」は、SEO-COOLED60Dの背面に外部接続されているCMOSセンサーの温度、「室温」はそばに置いた温度計を読み取りました。X軸:回数(回)、Y軸:温度(℃)



各機種の温度はBackyaerdEOSに表示される温度を控えました。これが小数点以下まで表示されていれば、各機種のグラフはもうちょっと滑らかになるはずです。

このBackyaerdEOSに表示される温度と、「60D CMOSセンサー温度」に差があるなーとは思っていましたが、今回の結果で平均をとってみるとBackyaerdEOSでは「60D CMOSセンサー温度」より+0.9℃高めに表示されていることが分かりました。



ではダークノイズ画像です。RAW→png画像変換は龍之介さんが「α7S vs EOS 6D ダークノイズ対決 ~高ISO編~」でやった手順を参考にしました。(以下引用)
>>RAWファイルをPhotoshop CC(CameraRAW)で開き、そのままWeb用保存しています。(PNG-24、ニアレストネイバー、横1,200px)



KissX5 1枚目(CMOSセンサー28℃、室温24.0℃)


KissX5 4枚目(CMOSセンサー34℃、室温24.4℃)


KissX5 24枚目(CMOSセンサー40℃、室温25.1℃)




60D(SEO-COOLED60D 非冷却時) 1枚目(CMOSセンサー25℃、室温24.0℃)


60D(SEO-COOLED60D 非冷却時) 4枚目(CMOSセンサー28℃、室温24.4℃)


60D(SEO-COOLED60D 非冷却時) 24枚目(CMOSセンサー33℃、室温25.1℃)




6D 1枚目(CMOSセンサー25℃、室温24.0℃)


6D 4枚目(CMOSセンサー30℃、室温24.4℃)


6D 24枚目(CMOSセンサー36℃、室温25.1℃)


60D(SEO-COOLED60D 非冷却時)と6Dの比較、見ようによっては6Dのほうがノイズがあるように見えますかね。。拡大した時に60D(SEO-COOLED60D 非冷却時)のほうが細かいノイズがたくさんあるため、6D>60D(SEO-COOLED60D 非冷却時)と判断しています。



おまけ。SEO-COOLED60Dで300s x24枚(約2時間)連続撮影後にどれだけ待てば撮影開始時の温度まで下がるかを5分おきに記録しました。インターバルは指定時間おきに音を鳴らすアプリ(Stopwatch Timer)を使用。X軸:時間(分)、Y軸:温度(℃)




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  1. 2014/07/03(木) 08:18:43|
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