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ダークノイズとCMOSセンサー温度比較(1)(KissX5、60D、6D)

自分が所有している機種について知っておこうと思い、ダークノイズ比較をしてみました。


結果は以下の通り。

・ダークノイズ(ノイズの少なさ)
 6D > 60D(SEO-COOLED60D 非冷却時)>>>>>> KissX5

・CMOSセンサー温度(温度の低さ)
 60D(SEO-COOLED60D 非冷却時) > 6D > KissX5

ノイズと温度が同じ結果にならないのは60Dが改造機だからですかね。ノーマルの60Dを使用しても同じ結果になるのか気になるところです。KissX5の夏場のダークノイズの酷さは話には聞いていましたが、その現実を見た気分です。冬は大丈夫なんですけどね。やってみるもんです。最後にはおまけで、SEO-COOLED60DのCMOSセンサーが元の温度に戻るまでの時間をグラフにしてみました。約3時間待てば元の温度に戻るので、この比較を繰り返し行うには3時間以上のインターバルが必要になります。




今回使用したのは以下の3機種
・Canon EOS KissX5
・Canon EOS 60D(SEO-COOLED60D 非冷却時)
・Canon EOS 6D


比較方法は、
・実際に自分が天体撮影時にBackyardEOSで撮影する設定(ISO1600、300秒 x24枚、Mirrorlock2秒、Delay2秒、Pause2秒)でダークを撮影し続け、1、4、24枚目(CMOSセンサー温度が最低・中間・最高点)で比較する。(CMOSセンサーの温度でダークノイズが変わるため)

比較環境は、
・エアコンを25℃、風量自動に設定して3時間以上放置後に開始(夏の夜を想定)
・環境をそろえる為に、3台のPCにBackyardEOSをインストールし、3台同時に撮影開始
※ノートPCのファンがカメラや温度計に当たらないように向きを考慮する
※背面液晶は消灯しておく


こんな感じでガシガシ撮影して行きました。撮影開始後はPC3台動きますし、私が部屋にいるだけでも室温は少しあがるので、理想を言えば温度が変化しない部屋で行いたい。。。




さて、ノイズの比較の前に気になったのはCMOSセンサーの温度です。室温は同一にもかかわらず、KissX5は撮影開始直後から温度がぐっと上昇し、60D(SEO-COOLED60D 非冷却時)は緩やかに上昇。6Dはその中間です。もしかすると、ノーマルの60Dであれば結果が変わるかも知れませんね。「60D CMOSセンサー温度」は、SEO-COOLED60Dの背面に外部接続されているCMOSセンサーの温度、「室温」はそばに置いた温度計を読み取りました。X軸:回数(回)、Y軸:温度(℃)



各機種の温度はBackyaerdEOSに表示される温度を控えました。これが小数点以下まで表示されていれば、各機種のグラフはもうちょっと滑らかになるはずです。

このBackyaerdEOSに表示される温度と、「60D CMOSセンサー温度」に差があるなーとは思っていましたが、今回の結果で平均をとってみるとBackyaerdEOSでは「60D CMOSセンサー温度」より+0.9℃高めに表示されていることが分かりました。



ではダークノイズ画像です。RAW→png画像変換は龍之介さんが「α7S vs EOS 6D ダークノイズ対決 ~高ISO編~」でやった手順を参考にしました。(以下引用)
>>RAWファイルをPhotoshop CC(CameraRAW)で開き、そのままWeb用保存しています。(PNG-24、ニアレストネイバー、横1,200px)



KissX5 1枚目(CMOSセンサー28℃、室温24.0℃)


KissX5 4枚目(CMOSセンサー34℃、室温24.4℃)


KissX5 24枚目(CMOSセンサー40℃、室温25.1℃)




60D(SEO-COOLED60D 非冷却時) 1枚目(CMOSセンサー25℃、室温24.0℃)


60D(SEO-COOLED60D 非冷却時) 4枚目(CMOSセンサー28℃、室温24.4℃)


60D(SEO-COOLED60D 非冷却時) 24枚目(CMOSセンサー33℃、室温25.1℃)




6D 1枚目(CMOSセンサー25℃、室温24.0℃)


6D 4枚目(CMOSセンサー30℃、室温24.4℃)


6D 24枚目(CMOSセンサー36℃、室温25.1℃)


60D(SEO-COOLED60D 非冷却時)と6Dの比較、見ようによっては6Dのほうがノイズがあるように見えますかね。。拡大した時に60D(SEO-COOLED60D 非冷却時)のほうが細かいノイズがたくさんあるため、6D>60D(SEO-COOLED60D 非冷却時)と判断しています。



おまけ。SEO-COOLED60Dで300s x24枚(約2時間)連続撮影後にどれだけ待てば撮影開始時の温度まで下がるかを5分おきに記録しました。インターバルは指定時間おきに音を鳴らすアプリ(Stopwatch Timer)を使用。X軸:時間(分)、Y軸:温度(℃)




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  1. 2014/07/03(木) 08:18:43|
  2. 機材
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

こんにちは。
初めてコメントを書かせて頂きます。
ブログは以前より拝見させて頂いていました。

とても面白い実験で非常に参考になりました。
これらのノイズは温度が10℃上昇すると2倍程度になると言われているので、機種によるこの差は大きいですね。
kissはボディが小さくて内部が詰まっているので、温度上昇が大きいのでしょうかね。
SEO-COOLED60Dは冷却しなくてもヒートシンクが付いているので温度上昇が少ないのではと推察しています。
  1. 2014/07/03(木) 17:39:43 |
  2. URL |
  3. やまねももんが #xkIAUBRg
  4. [ 編集 ]

こんにちは、コメントありがとうございます。
SEO-COOLED60Dの温度上昇が一番少ない件、確かにヒートシンクのせいな可能性大ですね。今回の結果も納得がいきます。

#blog拝見致しました。最近6Dを手にして星野写真にも手を出そうとしているのですが、現像が星雲とは勝手が違って困っていたところです。参考にさせてください^^
  1. 2014/07/03(木) 22:36:50 |
  2. URL |
  3. Tukaima #EBUSheBA
  4. [ 編集 ]

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