天体memo

天体撮影のちょいメモ

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ダークノイズとCMOSセンサー温度比較(2)(KissX5、60D、6D)【冷却時】

前回に引き続き、今回は冷却時の結果です。


前回、かなり残念な子だったKissX5ですが、冷却時はかなり見れる結果になりました。汚名挽回ですね。ただ、webにアップした画像では細かいノイズが消えてしまっているだけであって、実際は細かなノイズが多数あります。ダーク処理でどのレベルまでノイズが消えるか次第ですがやはり冬以外は長時間露光ではお休み頂く機種になりそうです。




さて、KissX5と6Dは冷蔵庫で、60D(SEO-COOLED60D)は冷却カメラなので室内でそのまま冷却しました。撮影時のBackyardEOSの設定は前回同様です。(ISO1600、300秒 x24枚、Mirrorlock2秒、Delay2秒、Pause2秒)



冷蔵庫での冷却はチャック付きのビニール袋に乾燥剤とカメラを入れて約7時間放置し、撮影時はビニール袋から取り出した状態で撮影を行いました。冷蔵庫内温度は4.3~6.9℃。春や秋の気温くらいですかね。




CMOSセンサーの温度を比較すると以下のようになります。X軸:回数(回)、Y軸:温度(℃)


当たり前かもしれませんが、ノーマル機の2台は冷やしてても温度上昇の幅はほぼ同じなんですね。

非冷却時(前回の結果より)
【KissX5】 27℃→40℃(+13℃)
【6D】 24℃→36℃(+12℃)
【60D(SEO-COOLED60D)】 25℃→33℃(+8℃)

冷却時(今回の結果)
【KissX5】 10℃→24℃(+14℃)
【6D】 7℃→19℃(+12℃)
【60D(SEO-COOLED60D)】 8℃→10℃(+2℃)

CMOSセンサー温度の中間点が4枚目になるのも前回同様です。連続撮影時間が20分(300s x4枚)の位置になるのか、全体の時間の15~20%の位置になるのかは分かりませんが。たぶん後者。

KissX5は非冷却時同様、撮影開始時の初期値からして他の2機種よりわずかに高温です。

SEO-COOLED60Dの冷却機能の優秀さも良くわかりました。冷却ファンの電源を入れて5分もすると、カメラ背面のCMOSセンサーでは気温-25℃まで冷却され、その後は大きく温度上昇することなく一定温度を保っています。不思議なのはBackyaradEOSでの表示はなぜか10℃、カメラ背面のCMOSセンサーでは0℃~1.4℃となり、平均で8.8℃の差があります。非冷却時は平均0.9℃差だったのが、なぜ冷却時は平均8.8℃差になるのかは謎ですね。

冷蔵庫内の温度は、開始時と終了時しか確認できないため、グラフの曲線は想像で書きました。




ではダークノイズ画像です。今回は6Dで最後に温度の低下が見られたため、CMOSセンサー温度最高点は20枚目としました。


KissX5 1枚目(CMOSセンサー10℃、室温24.3℃)


KissX5 4枚目(CMOSセンサー17℃、室温24.0℃)


KissX5 20枚目(CMOSセンサー24℃、室温24.2℃)





60D(SEO-COOLED60D) 1枚目(CMOSセンサー8℃、室温24.3℃)


60D(SEO-COOLED60D) 4枚目(CMOSセンサー10℃、室温24.0℃)


60D(SEO-COOLED60D) 20枚目(CMOSセンサー10℃、室温24.2℃)




6D 1枚目(CMOSセンサー7℃、室温24.3℃)


6D 4枚目(CMOSセンサー13℃、室温24.0℃)


6D 20枚目(CMOSセンサー20℃、室温24.2℃)



ノイズ見えますかね。。このレベルになってくるともうweb画像では厳しいですね。






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  1. 2014/07/04(金) 03:04:57|
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ダークノイズとCMOSセンサー温度比較(1)(KissX5、60D、6D)

自分が所有している機種について知っておこうと思い、ダークノイズ比較をしてみました。


結果は以下の通り。

・ダークノイズ(ノイズの少なさ)
 6D > 60D(SEO-COOLED60D 非冷却時)>>>>>> KissX5

・CMOSセンサー温度(温度の低さ)
 60D(SEO-COOLED60D 非冷却時) > 6D > KissX5

ノイズと温度が同じ結果にならないのは60Dが改造機だからですかね。ノーマルの60Dを使用しても同じ結果になるのか気になるところです。KissX5の夏場のダークノイズの酷さは話には聞いていましたが、その現実を見た気分です。冬は大丈夫なんですけどね。やってみるもんです。最後にはおまけで、SEO-COOLED60DのCMOSセンサーが元の温度に戻るまでの時間をグラフにしてみました。約3時間待てば元の温度に戻るので、この比較を繰り返し行うには3時間以上のインターバルが必要になります。




今回使用したのは以下の3機種
・Canon EOS KissX5
・Canon EOS 60D(SEO-COOLED60D 非冷却時)
・Canon EOS 6D


比較方法は、
・実際に自分が天体撮影時にBackyardEOSで撮影する設定(ISO1600、300秒 x24枚、Mirrorlock2秒、Delay2秒、Pause2秒)でダークを撮影し続け、1、4、24枚目(CMOSセンサー温度が最低・中間・最高点)で比較する。(CMOSセンサーの温度でダークノイズが変わるため)

比較環境は、
・エアコンを25℃、風量自動に設定して3時間以上放置後に開始(夏の夜を想定)
・環境をそろえる為に、3台のPCにBackyardEOSをインストールし、3台同時に撮影開始
※ノートPCのファンがカメラや温度計に当たらないように向きを考慮する
※背面液晶は消灯しておく


こんな感じでガシガシ撮影して行きました。撮影開始後はPC3台動きますし、私が部屋にいるだけでも室温は少しあがるので、理想を言えば温度が変化しない部屋で行いたい。。。




さて、ノイズの比較の前に気になったのはCMOSセンサーの温度です。室温は同一にもかかわらず、KissX5は撮影開始直後から温度がぐっと上昇し、60D(SEO-COOLED60D 非冷却時)は緩やかに上昇。6Dはその中間です。もしかすると、ノーマルの60Dであれば結果が変わるかも知れませんね。「60D CMOSセンサー温度」は、SEO-COOLED60Dの背面に外部接続されているCMOSセンサーの温度、「室温」はそばに置いた温度計を読み取りました。X軸:回数(回)、Y軸:温度(℃)



各機種の温度はBackyaerdEOSに表示される温度を控えました。これが小数点以下まで表示されていれば、各機種のグラフはもうちょっと滑らかになるはずです。

このBackyaerdEOSに表示される温度と、「60D CMOSセンサー温度」に差があるなーとは思っていましたが、今回の結果で平均をとってみるとBackyaerdEOSでは「60D CMOSセンサー温度」より+0.9℃高めに表示されていることが分かりました。



ではダークノイズ画像です。RAW→png画像変換は龍之介さんが「α7S vs EOS 6D ダークノイズ対決 ~高ISO編~」でやった手順を参考にしました。(以下引用)
>>RAWファイルをPhotoshop CC(CameraRAW)で開き、そのままWeb用保存しています。(PNG-24、ニアレストネイバー、横1,200px)



KissX5 1枚目(CMOSセンサー28℃、室温24.0℃)


KissX5 4枚目(CMOSセンサー34℃、室温24.4℃)


KissX5 24枚目(CMOSセンサー40℃、室温25.1℃)




60D(SEO-COOLED60D 非冷却時) 1枚目(CMOSセンサー25℃、室温24.0℃)


60D(SEO-COOLED60D 非冷却時) 4枚目(CMOSセンサー28℃、室温24.4℃)


60D(SEO-COOLED60D 非冷却時) 24枚目(CMOSセンサー33℃、室温25.1℃)




6D 1枚目(CMOSセンサー25℃、室温24.0℃)


6D 4枚目(CMOSセンサー30℃、室温24.4℃)


6D 24枚目(CMOSセンサー36℃、室温25.1℃)


60D(SEO-COOLED60D 非冷却時)と6Dの比較、見ようによっては6Dのほうがノイズがあるように見えますかね。。拡大した時に60D(SEO-COOLED60D 非冷却時)のほうが細かいノイズがたくさんあるため、6D>60D(SEO-COOLED60D 非冷却時)と判断しています。



おまけ。SEO-COOLED60Dで300s x24枚(約2時間)連続撮影後にどれだけ待てば撮影開始時の温度まで下がるかを5分おきに記録しました。インターバルは指定時間おきに音を鳴らすアプリ(Stopwatch Timer)を使用。X軸:時間(分)、Y軸:温度(℃)




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  1. 2014/07/03(木) 08:18:43|
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ケーブルの冗長化【断線対策】

先日、雲海の富士山富士宮五合目にて機材をセッティングしているとSWAT-200の電源が入らないと言うアクシデントがありました。


原因はどうやら電池BOX側の根元部分の断線。電池を入れてSWAT-200と接続した状態でこの黄色矢印部分を動かすとSWAT-200の電源LEDが点灯⇔消灯していました。使用開始(購入)から10ヶ月目になります。





幸い、冷却カメラ(SEO-COOLED60D)のファンの電源ケーブルが使えたので、冷却は無しにして電源をシガーソケットから取ることで事なきを得ましたが、この冷却カメラのケーブルもなんかそのうち断線しそう。。また断線するのは時間の問題なので、これを期に予備のケーブルをそろえる事にしました。



以下、ケーブルの種類と、購入場所の覚書です。(写真は現在使用中のケーブル)



① ② ③
④ ⑤ ⑥
  ⑦



①【SWAT-200】電源ケーブル (SWAT-200⇔電池BOX)
購入場所: 秋葉原 トモカ電気(株)ラジオセンター店
価格: 1本350円。
備考: 秋葉原駅高架下の電子パーツ屋が密集している中の1店。1.5mくらいが欲しかったが大量生産で作られており1mより長いサイズは無いとの事。SWAT-200付属の電池BOXを6個用から8個用に拡張するなら、それもこの店で買えます。


②【SWAT-200】リモートコントローラー RC-01 専用ケーブル(SWAT-200⇔リモコン)
購入場所: ネイチャーショップKYOEI東京店
価格: 1本540円。
備考: ユニテックから製品付属の物を購入可能。今回はKYOEI店頭にあったものをそのまま購入させて頂きました。オーディオ用のケーブルに似ていますが、ピンジャック部分の形状は4極(横に三本ラインがあり、4つの領域に分かれている。リモコンなど用)なため、ヨドバシのオーディオコーナーとかで探しても見当たりませんでした。


③【SEO-COOLED60D】冷却ファン用電源ケーブル(SEO-COOLED60D冷却ファン⇔バッテリー)
購入場所: 秋葉原 トモカ電気(株)ラジオセンター店
価格: 1本300円。
備考: ①と同じ店。ここで買ったものの方が、SEO-COOLED60D付属のものより断線しにくそうに見える。


④【QHY5L-IIM】USBケーブル(Aオス-Bオス)(QHY5L-IIM⇔ノートPC)
購入場所: -
価格: -
備考: 家に余っていた市販のUSBケーブルを利用


⑤【QHY5L-IIM】6極6芯モジュラーケーブル(QHY5L-IIM⇔SWAT-200リモコン)
購入場所:
価格: -
備考: ネイチャーショップKYOEI東京店からメーカーに問い合わせ中。ケーブルは見たところストレートケーブルのようですが、ヨドバシで探しても6極6芯は1つしかありませんでした。しかも3mなので長すぎ。。メーカーで購入可能か、無理なら市販のものでOKなのか、ケーブルの仕様を問い合わせ中です。

(2014/10/10追記)取り寄せに時間がかかった為か本日無償で1本頂きました。ありがたやー。市販のケーブルでも良いそうなのですがそれが見つからなかったから問い合わせたんですけどね。。結局値段も分からないままです。

⑥【SEO-COOLED60D】USBケーブル(Aオス-miniBオス)(SEO-COOLED60D⇔ノートPC)
購入場所: -
価格: -
備考: 家に余っていた市販のUSBケーブルを利用


⑦【ヒーター】結露防止ヒーター タイプ6M
購入場所: ヒーターのよこた
価格: 1本3,800円。
備考:予備を追加で1本購入


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  1. 2014/06/27(金) 23:23:22|
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冷却カメラ SEO-COOLED60D

今年の夏に向けて、正月明けに購入した SEO-COOLED60D がやっと手元に来ました。1/6に予約、4/5に受領なのでちょうど3ヶ月でした。



背面が怪しすぎる。。職場仲間からは変態カメラと言われていますw



この趣味をはじめて購入した単品ではダントツで最高額の買い物だっただけに躊躇していましたが、私が三基光学館に問い合わせた段階ですでに予約生産台数の残りがあと3、4台、そして改造に使われている60Dの生産終了が間近かつ消費税増税前、さらに友達の「冷却CCDカメラ買っちゃったw」に背中を押されて買ってしまいました。。。



夏はノイズが酷いとは聞いていますが、昨年夏はまだオルゴール赤道儀を使って星野写真を撮っていたくらいで、長時間露光とは無縁の世界。今年の夏に「買ってよかった!」と思えることを願ってます。












あ、あとすぐ壊れたりしないでほしいな。。。



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  1. 2014/04/10(木) 22:29:10|
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赤道儀より上の機材の計量

デジタルクッキングスケールを購入したので赤道儀より上に乗るものの重さを測定してみました。



SWAT-200の搭載可能重量は5kgまでなので、取り付けたときに実際にかかる重量を考えるとちょうど良いくらいですかね。



個々の重さは以下。
足すと2,922gですが、まあ誤差の範囲。





鏡筒。BORG60EDを組み替えたもの。
構成は12/8に書いてたコレで、基本形より後ろはBORG60EDシステムチャートの「⑤ レデューサー0.85xDG[7885]を併用して撮影する場合」で構成。




SWAT-200の上につける自由雲台 (マンフロット コンパクトボール雲台ラピッドコネクトシステム 496RC2)+28mmかさ上げする土台(120H ハイトライポッドアダプター)



鏡筒バンド(TB-60)+トッププレート(TTP-125)+アリガタプレート(DP45-125)+ガイド鏡バンド



ガイド鏡(ペンシルボーグ)+延長筒+オートガイド(QHY5L-IIM)



ヒーターの代わりのカイロと



カイロバンド



ファインダー(スカイサーファーIII)



カメラ(CANON EOS Kiss X5)



その他、ダンボールで作ったフード








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  1. 2014/01/05(日) 23:42:06|
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